- 1、片方の肩と袖をきれいに裏返す
- 2、裏返した袖の内側に、もう一方の袖を、裏返しにせず表向きのまま通す
- 3、襟を立てて表面同士をぴったり重ねる。その状態のまま前身頃もていねいに重ね合わせる
- 4、脇の線に沿って背中の部分を前身頃の方にたたむ
- 5、型崩れ防止のため、肩にクッションを入れる。クッションはTシャツや靴下、下着、フェイスタオルでもOK
- 6、別のクッションを肩の上に置き、それを軸にして、袖も一緒にくるくると巻くようにたたむ
ビジネスパーソンにとってスーツやジャケットは欠かせないアイテム。また秋の行楽シーズン、旅行に出かける時もTPOに合わせてフォーマル用に一着は持参すると重宝します。
ただ「持ち運ぶ」となると、かさばる上に、シワになると困る厄介な面も。特に秋冬物は生地も厚く、できるだけコンパクトにシワにせずに収納するにはコツがいります。
そこで今回は、出張や旅行時のスーツの収納方法についてレクチャーします。
スーツを収納するときに注意したい以下の2つのポイントを踏まえながら、コンパクトにたたむ方法をご紹介します。
浅いシワならハンガーにかけておけばある程度戻りますが、出張中に深いシワをとるのは困難。できるだけシワにならないよう、クッションを使いながらたたむのがコツです。
収納時に汚れてしまうと、到着後すぐに着用する場合は汚れを取るために時間や手間もかかってしまいます。そのため汚れがつかないようジャケットは裏返して収納するのがコツです。
宿泊先に到着したら形を整えるため早めにハンガーにかけましょう。ジャケットのハンガーは肉厚で肩に丸みのあるものがベスト。ハンガーに厚みのない場合は、タオルを巻いて調整します。 パンツは裾を上にして吊るすとパンツ自体の重みでシワが伸びやすくなります。
ポケットにものを入れたままハンガーにかけると、その重みで型崩れしてしまいます。
浴室の蒸気がアイロンのスチーム代わりになるので、入浴後に浴室にかけておくと浅いシワならとれやすくなります。ただし、水で直接濡らさないように注意しましょう。
万一、深めのシワがついた場合は少し多めに吹きつけて、軽く引っ張って伸ばします。ニオイ防止にもなります。
まず泥を乾かし、乾いた泥を落とすのがポイント。それでも取れなければ固く絞ったタオルで軽く叩いて落とし、応急処置を施しましょう。
いかがでしたか?この方法を実践すれば出張中でもビシッとスーツを着こなせること間違いありません。またプライベートの旅行で、ジャケットやパンツを持参する場合にも応用できます。旅行とともに、秋のファッションもより一層楽しんでいただけることでしょう。
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